株式会社ディール 代表取締役社長の小野瀬冬海が新卒社員に贈った3つの言葉
株式会社ディール(本社:東京都中野区、代表取締役社長:小野瀬冬海、以下:ディール)は、2023年4月3日、2023年度の新卒社員が入社致しましたのでお知らせ致します。
2020卒が新卒1期生となるディールでは、本年度の2023卒で新卒4期生となります。
入社式にて代表取締役社長の小野瀬冬海が新入社員へ贈ったメッセージをご紹介します。
①出会いを大切に
23卒の皆さま、入社おめでとうございます。
今日の入社式のスピーチでいったい何を話そうか、毎年同じ話ばかりになっても面白くないなと思って考えていたのですが、
今年は要点を3つにまとめてきましたので、この3つの言葉を皆さんに贈りたいと思います。
1つ目は「出会いの話」をしたいと思います。
私は2015年4月1日に、新社会人としてのキャリアをスタートさせました。
そこで出会った人、そして環境が、その後の自分のキャリアに大きな影響を与ることとなり、まさに“運命の出会い”そのものだったなと思います。
たくさんのクライアント、パートナー、先輩、同僚との出会いを通して、
目の前のことに向き合い、少しずつ信用を獲得していく中で、
応援してくれる人や助けてくれる人が自然と自分の周りに増えていきました。
実際に、ディールで働く社員の中には、私の学生時代からの友人が何名か働いています。
私の夢に共感し、私とともにディールという会社に人生を懸けてくれています。
ディールの取引先においても、私の会社員時代の先輩や後輩やお客様がディールの取引先になっていたりと、
学生時代や会社員時代に、今の自分を見据えていたわけではなく、ただ目の前のことに夢中になってコツコツと信用を積み重ねていったら、
それが巡り巡って、過去を振り返った時に点と点がつながり、多くの人に見守られ、助けられ、応援していただけるようになりました。
だから私は「人に、出会いに、恵まれたな」と心の底から思います。
23卒の皆さんも、これからたくさんの人と出会うことになるかと思いますが、ぜひその出会い1つ1つを大切にしてほしいなと思います。
できることならば、その出会った人たちに「助けてあげたい」「応援したい」、そう思ってもらえるような人材に育ってくれたら嬉しいです。
そして周りに支援者が集まってくるような人材になるためには、「信用」を積み重ねていくことです。
その「信用」を積み重ねるために、目の前の仕事でまずは成果を出すこと。
これに尽きると思います。
目の前のお客様を成功に導き、成果を出していくことで、社内外から信用される人材になり、皆さんの周りにたくさんの支援者が自然と集まってくるようになると思います。
②時代の逆を行く話
2つ目は「時代の逆を行く話」をしたいと思います。
先行き不透明感が強まる中で、「20代のうちに市場価値を高めたい」そう思って設立6年目のITベンチャーであるディールに入社された23卒の方もいるでしょう。
なので、どうすれば市場価値が上がるのか?
私なりの実体験に基づいた見解を23卒の皆さんにお話したいと思います。
まず結論から言うと、あえて「時代の逆を行く」ことだと思います。
多くの人と同じことをしていても、市場価値はつきにくい、ということです。
すなわち、希少人材、希少性に値段=市場価値がつくのではないか。そう思います。
実際に、テーマパークや山の上の「飲み物」が高いのは、希少価値に値段がついているからだと思います。
私自身のキャリアを振り返ってみても、「100人就活生がいたら、きっと99人の就活生がファーストキャリアで選択しなさそうな社員数10人ぐらいの“ド”ベンチャーを選ぼう」と考えたのも、希少性が理由です。
自分が1%の人材になるためには、99%の人が選択しないような選択を“あえて”する、ということをしました。
周りと同じことをやっていても、凡人の自分では勝てない、突き抜けることはできない、そう思っていたからに他なりません。
私が20代前半のうちに起業した理由の1つとして、まだ当時、独立が当たり前ではなかった時代だったからこそ、できるだけ若くして起業することを優先しました。それも希少性が理由です。
でも逆に今は、個人事業主やフリーランスで独立する人も増えましたし、SNSの普及に伴いインフルエンサーとして独立する人も増え、会社員であっても副業や、転職が当たり前の時代になっているので、当時のように早く起業することだけで「希少価値」がつくことは難しい時代です。
なので、これはタラレバの話なので“もしも”の話をしますが、もし、私が皆さんと同じ22歳だったらおそらく、24歳で起業するという選択はしなかったと思います。
これは社長の私が言うとポジショントークのように思われてしまうので、あまり言わないようにしていることなのでですが(笑)、むしろ時代の逆を行くという意味では、独立や転職が当たり前の時代だからこそ今の時代だったら「新卒で入社した会社に長く勤めるという逆張りの選択をする」と思います。
なぜなら、「新卒で入社する会社に長く勤めるような時代ではない」と言われたら、
私だったら敢えて、その逆を行きたくなるし、その方が「希少価値」が上がると思うからです。
そういった「時代の流れ」を正しく見極め、あえて時代の逆をいくことがとても大切です。
「時代の流れを読んで、敢えて時代の逆を行く」という私の考え方は会社経営にも現れています。
意外かもしれませんが、実はディールは、2020年3月の上旬にすぐにフルリモートワークに移行しました。
すごく早いわけではなかったのですが、他社がまだまだ様子見をしていたり、急なリモートへの移行に時間がかかっている中で、速やかにリモートワークに移行することができました。
そしたら今度は、多くの会社がリモートワークになり、それが当たり前になった頃に、割と早い段階で逆張りで「完全出社」に戻し、オフィスも増床して拡大させました。
これも多くの会社がリモートワークをし、オフィス拡大を控えようという時に、あえて時代の逆を行きました。
採用面でも、多くの会社が新卒採用を中止したり、採用数を控えていたタイミングで、ディールは敢えて、2021新卒採用、2022新卒採用ともに予定していた計画よりも大幅に増員して、採用を積極的に拡大させました。
もちろん、なんでもかんでも時代の逆を行けばいい、ということではありません。
でも、「勝負所を見極めて、敢えて時代の逆を行く」というのを意識的に私はするようにしています。
③自分が決めた人生を正解にする
でもそういう意味では、皆さんがディールという会社を、新卒のファーストキャリアに選択したこと自体が、時代の逆をいっているかもしれません(笑)
まだまだ多くの学生が公務員や大手を志望する中、敢えて設立6年目のドベンチャーであるディールを選んだことで、希少人材になるための切符は手に入れているかと思います。
でも、その切符を持っているだけでは意味がありません。
選択をするだけでは意味はなくて、その選択を自分自身でこれから正解にしていかなければいけません。
それは自分次第です。ベンチャーに入れば誰でも成長できる、わけがありません。
人生の主人公は自分自身です。他の誰でもありません。
この中に、私にお願いされてこの会社に入社した人はいないはずです。
今日この場にいるのも、全ては自分自身が選択して決めたことです。
なので大事なのは「自分はどうしたいのか」だと思います。
そして自分で決めた人生を自分で正解にすることが1番大切なことだと思います。
「自分の人生を自分で決める」ということと、
その上で「自分で選んだ人生を自分で正解にする」こと、この言葉を最後のメッセージにしたいと思います。
改めて、2023卒の皆様、入社おめでとうございます。いや、おめでとう以上に、星の数ほどあるであろう会社の中で、ディールを選んでくれて本当にありがとう。
活躍を期待しています。
会社概要
会社名: 株式会社ディール (Deel, Inc.)
本社: 東京都中野区本町2-1-8 YS Garden 3階
代表者: 代表取締役社長 小野瀬 冬海
設立: 2017年8月2日
理念:顧客を成功に導く
事業内容:SaaS事業(UGCクリエイティブ、ECキャスティング、ECインスタボット)、D2Cソリューション事業
ホームページ: https://commerceforce.co.jp/