ベンチャーとはまるでワンピースのようだ

投稿日: カテゴリー: 社長ブログ

 

ベンチャーとは、まるで漫画のワンピースのようだなと思うことがあります。

 

ワンピースがそんなに詳しわけではないのですが、

よく重ねて考えることがあります。

 

ワンピースの新世界編で、ユースタスキャプテンキッドが言ったセリフが、

「楽園…!?暖かい家庭のことか?」

「死ぬか生きるか!!そんな覚悟もねェ奴がこの海に来るんじゃねェよ!!」

 

という強烈なセリフがあります。

 

ワンピースの世界では、海賊が新世界で生き残るためには、

”四皇を倒すか、四皇の傘下に入るか”の選択が迫られるそうです。

 

究極の選択。まさに「生きるか、死ぬか」その”覚悟”が必要です。

 

しかしそれは、スタートアップのベンチャー企業も同じだと私は思っています。

 

もちろん会社経営にはいくつか選択肢がありますが、

上場を考えているスタートアップのベンチャー企業に関して言えば、

”上場するか” それとも  ”大手の傘下に入るか” の選択が迫られるのではないかと思います。

 

大企業やメガベンチャーのような、

すでに優秀な“社員”がたくさんいて、すでに大きな利益を生み出している主力の“事業”もあり、

潤沢な“資金”もある、“安定”した会社と違い、

スタートアップのベンチャーは、初期の頃の麦わら海賊団のルフィのように、今にも船が沈みそうな小さな船で、

人もお金も事業も、何もない状態から、仲間を集め、事業もお金も生み出していかなければいけません。

 

まさにスタートアップのベンチャー企業は、「生きるか、死ぬか」その”覚悟”が必要です。

 

私自身も、常に「生きるか、死ぬか」の覚悟で経営をしています。

21歳で起業を考えた時、”仕事に人生を懸ける”と決めて、プライベートを捨てました。

大学4年の時から、授業の合間を縫って、毎日のように内定者アルバイトで猛烈に働きました。

入社してからも、同期はもちろん、先輩後輩含め誰よりも、猛烈に働いたという自負があります。

本気で何かを成し遂げるためには、必ず何かを失う覚悟が必要なのです。

プライベートを失うという代償を払ってでも、

起業という、「生きるか、死ぬか」の挑戦の人生を私は選んだわけです。

むしろ、その覚悟もできないなら、”起業などすべきではない” と自分に激を飛ばして、

サラリーマン時代から猛烈に働いていました。

 

まさに、ベンチャーとは生き残りを懸けた、「生きるか、死ぬか」の世界なのです。

 

しかし、だからこそ、ワクワクしませんか?

 

だからこそ、夢と感動が、ベンチャーにはある。

 

あなたは、ワンピースだったら、どの船に乗りたいですか?

 

もうすでに、何千人、何万人もクルーがいる四皇の”大きな船(大企業)”に乗るか?

それとも、ゾロのように、ルフィしかいなかった初期の頃の麦わら海賊団の“小さな船(ベンチャー)”に乗るのか?

 

どちらが良い悪いではありません。

あなたにとって、”どの船に乗りたいか” です。

 

何万人、数千人規模の船(大手やメガベンチャー)に乗るのか?(入るのか?)

数十人、数百人規模の船(中小やミドルベンチャー)に乗るのか?(入るのか?)

それとも、設立わずかの船(数人規模のスタートアップベンチャー)に乗るのか?(入るのか?)

はたまた、公務員にするのか?

 

ワンピースに置き換えて考えてみるのも、面白いかもしれません。

 

株式会社ディール

代表取締役社長 小野瀬 冬海