謹んで新春のお喜びを申しあげます。
旧年中の公私にわたるご縁とご支援に深く感謝申しあげます。
「2019年 基盤を固める年にする」
2018年は、会社として、「飛躍の年」と決め、
2018年6月時点で、
主力事業であるキャスティング事業とインフルエンサーマーケティング事業の取引実績が100件を突破し、インフルエンサー登録者数は1,000人を突破。
新規事業として下半期から開始したWEBデザイン制作事業のWEB制作実績は20件を突破しました。
また、2017年8月には、事業拡大に伴い、渋谷区から中野区に本社を移転。
多くのEC通販クライアント、パートナー様のお陰で、
ディールは1年目から、売上・利益ともに計画通り達成することができました。
無事、計画を達成することができたので、
2018年は「飛躍の年」にすることができたのではないかと思います。
私個人の抱負はここでは割愛しますが、
今年は、もっと自分を追い込みたいと思います。
さて、早いもので、今月で株式会社ディールは、設立2年目の上半期を終えようとしています。
2019年は、「基盤を固める年にする」という抱負を掲げたいと思います。
「基盤を固める年にする」というのは、
今期は、1期目に積み上げた利益を元に、新規事業に挑戦していますが、
その新規事業の基盤を、まずはしっかりと”固める年にする”ということです。
それが結果的に、企業として、強固な経営基盤をつくることにつながると思っております。
私は、近視眼的な成果に一喜一憂するのではなく、
長期的な視点を持つことが重要であると考えております。
今瞬間的に勝っていても、最後に負けていたら意味はない。
逆に、今瞬間的に負けていたとしても、最終的にビジョンを叶えることの方が重要です。
まさに「ウサギとカメ」の話に出てくる「ウサギ」になってしまっては元も子もありません。
私個人としても、「カメ」のように、最後に勝つ男(最終的に夢を成し遂げる男)になっていたいと思います。
長期視点は昔から行ってきたことですが、特に、サラリーマン時代の自分がそうであったような気がします。
少しだけ、私のサラリーマン時代のお話にお付き合い頂ければと思います。
新卒で入社した会社での新人サラリーマン時代、全くというほど「給料」に興味がありませんでした。
そのため、自分の給与明細も口座もほとんど確認していませんでした。
転職活動のときに、職務経歴書に年収を記載する項目があったので、そこで初めて自分の年収を知ったぐらいです。
その年収が高いのか、低いのかもわかわなかったので、面接の際に、面接官の方に、「23歳でこんなにもらっているのですか?」と驚かれて、
初めてそのときに、世の中の平均年収を知ったぐらいです。
転職活動中に、多くの面接担当が「いくらなら当社に入っていただけますか?」や「いくらでいかがですか?」と聞いてきましたが、
それも私にとっては不思議で仕方がありませんでした。
そもそも給与の高い、低いなど、そんなことどうでもいい。
それよりも「私は猛烈に働いて、圧倒的結果を出して、自分自身の能力をとにかく高めたい」ということが目的だったので、
給与は、最低限生活できるレベルならいくらでも構わないと答えていました。
その答えを聞いて明らかに面接官の方が驚いた顔をされていましたが、私はそういうタイプのサラリーマンでした。
「結果を出すまでは給料もいらないし、休みもいらないし、残業代もいらない。そのかわり、死ぬほど働かせてほしい」というのが私の心の底からの希望でした。
あくまで、当時の私が欲しているのは「スキル」であって、「給料」ではない。ということです。
1分1秒でも早く成長したかったので、自ら好んで、もっと働こうとしているのに、
仕事が終わっているなら「早く帰りなさい」と言われることが一番のストレスでした(笑)。
働き方改革やワークライフバランスと叫ばれる今の時代とは、まるで真逆のような働き方を望んでいた私は、
昔の「企業戦士」と言われていた時代の、モーレツ社員や仕事人間に近い考え方をしていたのかもしれません。
なので、新人サラリーマン時代のときは、
給料とか、そのようなことよりも、「1分1秒でも猛烈に仕事がしたい」「会社の売上にもっと貢献したい」「早くスキルを習得したい」と考えていたので、
自分の給料が、いくらなのか知る必要もなかったのだと思います。
むしろ、まだ入社したばかりで、会社にとっては明らかにお荷物の状態である赤字社員の自分が、
会社に1円も貢献していないのに、会社から給料をもらえることに疑問すら抱いていたほどです。
なので、一刻も早く結果を出して、会社が自分を採用するためにかかったコスト、毎月の給料、研修代、社会保険、机やPC代、
何より、先輩に教えてもらっている時間も、優秀な先輩の貴重な時間を奪っていることになるので、
その全てを上回るだけの成果を一刻も早く出さなければ!と自分に檄を飛ばしながら無我夢中で働いていました。
なぜそこまでして「結果を出す」ことに徹底してこだわっていたかというと、
前述の通り、「会社に貢献する」「1人前になって先輩方に恩返しする」などといった理由はもちろんですが、
それ以上に「20代に圧倒的な能力を身に付けておけば、30代以降、お金は後からいくらでも勝手についてくる」と確信していたからに他なりません。
そのため、目先の給与にとらわれ、ボーナスや昇給に一喜一憂するのではなく、
新人の今は、将来の先行投資だと思って、若くて元気な20代のうちに、猛烈に働いて”個人の能力”を上げることだけに徹底しました。
お金を稼ぐのではなく、スキルを稼ぐことに専念していたのです。
お金は使えばすぐなくなりますが、スキルはなくならない。
スキルは更に磨いて価値を高めることもでき、お金に変えることもできる、一生ものとすら思います。
なので、起業して社長になった今も、
目先の利益にとらわれることなく、もっと先を見るように意識しています。
3期以降、会社が躍進できるように今年はしっかりと基礎を固める年にして、
中長期で成長し続ける会社を目指す”中長期ビジョン”を掲げることにしました。
まずは、中長期ビジョンの第1弾として、2019年3月に新サービスを発表する予定です。
第5弾まで計画しておりますが、
2019年内に関しては第2弾まで、欲を言うならば第3弾まで新サービス発表が間に合えばと思います。
乞うご期待頂ければと思います。
そして最後に、昨年お世話になった皆様、本当にありがとうございます。
今後も、結果で恩返ししていきます。
2019年、ディールは基盤を固める年にしたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。
株式会社ディール
代表取締役社長 小野瀬 冬海